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元気なお仲間達のニュースを拝見し、また各団体のリーダーの方々の感想文を読ませていただきました。活動の内容は違っていても、リーダーの思いは同じだとしみじみ感じました。文章のなかにリーダーの子どもへの暖かい眼差し、指導への情熱、グループへの思いやりといったものがひしひしと感じられて嬉しくなりました。こうした大人と子どもの触れ合いが、もっともっとあったらいいのにと思います。



人間はご飯を食べさせていれば自然に育つものではありません。生まれたその日から、まず親の世話と愛情が必要です。でも、子どもはいつまで親だけに頼っているわけにはゆきません。親との交わりだけでは満足できなくなります。親から離れ、少しずつ独立することを学ばなくてはならないのです。そんな時に青少年活動のリーダーが親に代わる大切なモデルとして、とても大切な役割を果たしていると思います。子どもはリーダーにあこがれ、真似をし、時には反発し、盾をつき、すねたり、甘えたり、さまざまな形の交わりのなかから大切な心の栄養物を与えて貰っているのです。



子どものリーダーであることは、とてもエネルギーのいることです。皆さんは莫大な時間と労力をさいて下さっていることでしょう。でも、リーダーの皆さんは、子どもの嬉しそうな顔や自信に満ちた顔を見るとき、その疲れはどこかへ飛んでいってしまうに違いありません。しかし、子どもの悲しそうな顔や怒った顔を見るときには、ご自分も同じ様な気持ちを味わうことだってあるでしょう。それは決して楽しい経験ではないかもしれません。でも、子どもにとって、リーダーの皆さんが「ワタシの気持ちをわかってくれた」と思えたときに、子どもとリーダーの間にある心の距離は限りなく近づいているのです。それが子どもの成長には不可欠なのです。そうした経験を日本中の子どもにもっともっと味わって欲しいと思います。



ニッセイ財団が長い間青少年活動をお助けしてきたのも、子どもたちの成長を願っているからです。助成できるのは一都道府県で数団体だけです。でもその団体が他の団体と交流し、リーダー同志が出会い、ご自分の経験を語り合い、分かち合うときに、その輪は大きくなります。支えあうことにより、新しい情熱と癒しを与えられると思います。そうした交わりをニッセイ財団は心から願っているのです。